第72回 旨い酒の会レポート

テーマ天の戸をいろいろと楽しむ」

開催日時&場所: 平成12年5月24日 19:00〜 中華そば「亀や」本店
  平塚駅近くの久保の井酒店主催  参加者9人(内女性2人) 会費4000円

評価の基準は下記の通りになっています。私の独断ですので、参考程度にご覧ください。

   ★★★★★:Excellent!!! ★★★★☆:Almost Excellent! ★★★★:Very good
  
★★★☆ :Good     ★★★  :Fair       ★★☆ :A little Poor
  
★★   :Poor     ★☆   :Very Poor        :Bad
  
    :Not liquor!

吟泉(ぎんせん)無濾過本生 1升ビンにて提供 12.2.29 \2140/1.8L
  酒米に麹米、掛米共に「吟の精」を使用。吟醸造りだが、分類は普通酒とのこと。
  色は無色透明。瓶底に僅かに滓あり。華やかな吟醸香。口に含むと甘味が一気にふくら
  む。含み香は若く酵母臭がやや目立つが、味とマッチするので不快では無い。渋みが少
  しあり、舌に収斂感があり若干引っかかるが、。下手な大吟醸酒よりはずっと美味しい。
  コストパフォーマンスが良いので、他の参加者からも評判良かった。
  ★★★☆
他の参加者の感想: はんなり。 香り一番良い。 経済面考えると、この中では一番の買い。

亀の尾仕込み無濾過生 純米吟醸(多分原酒とのこと)1升ビンで提供 12.3.28 \3800/1.8L
  アルコール度数16.7 日本酒度+2 酸度1.5 アミノ酸度1.3 秋田流花酵母(AK-1)
  麹米、掛米共に55%精米。
  色は限りなく無色透明に近い黄色。香りは上記吟泉と似た華やかな吟香だが、ややこち
  らの方がおとなしめ。やはり、若い感じがするが、味のバランスは良く美味しい。
  こちらは渋味は無く、するりと素直に入っていく感じ。
  ★★★☆
他の参加者の感想: すっきり。

美稲(うましね)杜氏直汲み生にごり 純米 4合ビンで提供 12.2.12 \1480/720ml \3000/1.8L
  にごりと言っても、薄にごり。薄く白いにごりがからんでいる。香りは鼻が馬鹿になって
  いたせいもあり、上記2つに比べると弱く感じたが、やはり華やかな吟香がある。最初
  は口当たりまろやかで少し弱いかなと感じたが、料理と合わせると俄然芯の強さを現し
  割と濃い目の料理の味にも負けていない。米の味が素直に出ているきれいな酒だと思っ
  た。まろやかな感じでどっしりした感じは無いが、芯の強い酒。
  ★★★★
他の参加者の感想: しっかり。美味しいが個性無し。
総評:
    全体的に、吟醸香が立って、味わいもあり良かったと思います。経済面を考えると、この位の
    味の違いだったらやはり1番がお勧めでしょう。この蔵は、昔は随分と酷かったようですが、
    森谷康市杜氏が頑張って、随分と酒質が向上した様です。森谷さんは、「夏田冬蔵」という著書
    の中で、酒造りにかける情熱と苦労を書いておられます。興味のある方は是非お読みください。